ワイヤレス通信 研究室

広瀬数秀 教授

分野 アンテナ工学
プロフィール
出身地
神奈川県
趣味
こどもとサッカー
学生の皆さんへ
上の実験は、車の衝突防止の為に電波を飛ばし、事前に障害物を検知するのに活かされています。皆さんも参加してみませんか?他にもたくさん興味深い発見がありますよ。
キーワード 高性能アンテナの設計、製作、測定

自分にしかできないオリジナルのアンテナを開発しよう

  • 全国大会(学会)での学生発表
  • 自分のアンテナを作りそのアンテナが どれくらい電波を放射できるか測定中

アンテナ開発における3つの定義

ICカードやWi-Fiルーターなど、身の回りにあるものにはアンテナが搭載されています。その種類は、顕微鏡で見なければならないほどの小さなものから、直径64メートルのパラボラアンテナまで大小さまざまです。また、アンテナは通信だけでなく、地殻変動の計測や地中探索などにも使われています。私たちは、アンテナを「人・もの・こと」の3つの視点から研究開発しています。「人」は、アンテナを使う人や作る人。「もの」は、アンテナそのもの。「こと」は、電波の使い方。関わる人は誰か、アンテナの形や大きさをどのようなものにするか、電波をどのようなことに使うのか、3つの要素を組み合わせることで多種多様なアンテナを開発できます。さらに、既に使われているアンテナの形や使いみちを変えることで、新たな技術の発見にも繋がります。研究室では実験や検証を重ねながら、アンテナが持つ可能性を追究しています。

既存のアンテナをより高性能なものへ

これまで研究室では、GPSの電波やBS放送を受信するアンテナを開発してきました。現在は、企業が求めているアンテナ技術を形にするための基礎的な研究も進めています。学生の一人は車の衝突防止レーダーなどに使われているアンテナを改良し、ほぼ同型にもかかわらず、従来品よりも5倍の周波数帯域を示すことのできる技術を開発しました。この論文は学会で認められ、国際会議で発表し、実用化に至ろうとしています。私たちの研究が企業で活かされ、より高性能なアンテナが量産化されることで多くの場面で活躍してほしいと考えています。研究で大事なのは、新たなテーマに挑戦し、実用性があり、誰もが再現できる技術を生み出すことです。そのためにはデータを解析し、実験装置で測定し、結果を検証するプロセスが重要です。この考え方が身についていれば、社会に出てからも何か問題が起きた時に解決に向けて行動できる人となれると思います。

研究室リスト